「派遣会社にアパレル販売員の相談をしたいけど、どの派遣会社を選べば良いかわからない・・・」「アパレル販売に強い派遣会社の特徴を知りたい!」このような疑問をお持ちではありませんか?
日本人材派遣協会のデータによると、全国の派遣会社数は42,448ヶ所と星の数ほど存在します。さらにアパレル販売の案件を扱っている派遣会社に絞ったとしても、相当数があると予想されます。
数多くの派遣会社が存在する中で、相性の良い派遣会社を選ぶのは容易ではないでしょう。もし相談する派遣会社を誤れば、良い人材を紹介してもらえなかったり、トラブルを招いたりすることもあります。そこで、今回はアパレル販売専門派遣会社として数多くの実績を持つ当社が、アパレル販売に強い派遣会社の選び方について解説します。
ポイントを知ることで、トラブルを避けられるのはもちろん、優秀な派遣スタッフの確保によって売上アップにつなげられます。アパレル販売店の人事担当者様はぜひご覧ください。
アパレル販売に強い派遣会社の特徴とは
アパレル販売案件を扱っている派遣会社は数多く存在するため、どの会社に相談すればよいか迷ってしまいますよね。
派遣会社の中でも、「アパレル販売に強い」といわれる会社には共通した特徴があります。ここではアパレル販売に強い派遣会社の特徴を5つ解説します。
1.設立から事業実績が長い
まずは派遣会社として、法人設立から何年目なのか確認しましょう。派遣会社は民間企業なので、事業の歴史が長い=実績が豊富といえます。
設立から今まで、多くの派遣販売スタッフと店舗のマッチングを創出してきからこそ、会社として経営を続けているわけです。設立日は多くの場合、HPの会社概要・企業情報欄に記載されています。
2.営業担当者がアパレル販売に詳しい
派遣会社の営業担当者が、アパレル販売の実態に詳しいかどうかは非常に大切です。例えば、過去にアパレル販売員として店頭に立った経験や、店長としてマネジメントの経験がある方であれば、より現場目線に立った提案をしてくれるでしょう。
一方、派遣営業担当者がアパレル販売の経験がない場合、提案がズレていたり、サポートが不十分と感じたりするケースもあります。
3.国内外の有名ブランドと取引がある
派遣会社と一言でいっても、各社によって扱っている案件は多種多様です。マイナーブランドから世界的に有名なトップブランドまで数多くのアパレルブランドがありますが、やはり有名ブランドと取引がある派遣会社の方が実績面では高いため、安心して任せられるでしょう。
なぜなら、アパレル販売の仕事を探す求職者は、有名ブランドを扱っている派遣会社に集まりやすいため、派遣スタッフを紹介してもらいやすいといった特徴があります。
4.全国案件を扱っている
派遣会社によっては、会社の所在地あるいは周辺エリアの案件しか扱っていないケースがあります。もし、自社の店舗がそのエリアにしか出店していないのであれば、地域密着型の派遣会社に依頼するのも手ではありますが、お店によっては複数の地域や全国にまたがって出店していることもあるでしょう。
全国案件を扱っている派遣会社であれば、各地域の派遣相場・採用相場にも詳しいため、条件面も含めて具体的に相談を進めることができます。
5.派遣時給が相場より高い
派遣時給とは、派遣スタッフに支払う賃金のことで、金額は派遣会社が自由に決めることができます。
たとえば求人サイトを見ていると、同じ勤務地の案件を異なる派遣会社が掲載していることがあります。しかし、よく見ると仕事内容が同じにもかかわらず、派遣時給が違うことがあるのです。(例 派遣会社A:派遣時給1400円、派遣会社B:派遣時給1500円)
この場合、当然ながら派遣時給が高い方に応募が集まります。そのため、派遣会社へ支払う金額が変わらないのであれば、派遣時給を高く設定している派遣会社に相談するのがおすすめです。
アパレル販売を派遣会社に相談する際の注意点
アパレル販売スタッフを確保するために派遣会社に相談する際は、いくつかの注意点があります。
「どの派遣会社でも大差ないだろう」「とりあえず大手に頼めば安心だろう」といった安易な考えだけで依頼すると、後々トラブルに繋がることや、思うような人材を紹介してもらえない場合もあります。
ここではアパレル販売を派遣会社に相談する際の注意点を解説します。
1.企業規模だけで決めない
派遣会社に仕事を依頼する際は、企業規模だけで決めないことをおすすめします。もし、自社でアルバイトを採用するために、求人広告サイトを使うのであれば、大手企業が運営するようなメディア(タウンワーク、バイトルなど)の方が応募は集まりやすいのは間違いありません。
しかし、派遣の場合は、営業担当者経由で直接人を紹介してもらうというプロセスを踏むため、企業規模に左右されないのです。だからこそ、世の中には星の数ほどの派遣会社が存在するということでもあります。
ですから、安易に「大手だから」といった理由で決めるのは合理的ではありません。むしろ、選択肢を狭めることになるため注意しましょう。
2.会社の評判が悪くないか確認する
近年はネット検索をすれば、いくらでも企業の評判や口コミが見れる時代です。とりわけ派遣会社は販売員と直接接点を持つことから、対応の質などに関する口コミが集まりやすいといった特徴があります。検討中の派遣会社の口コミや評価は必ず目を通すようにしましょう。中には誠実性に欠けたり、悪質な対応を行っている派遣会社もあるためです。
ただし、口コミの中には個人の感想レベルのものも含まれているケースも少なくありません。また、一見評価が高い場合も、意図的に高評価を集めているケースもあります。
そのため、単に平均点数が高いか低いかだけで判断するのではなく、「重大な問題が潜んでいないか」といった観点でチェックし、個人の感想レベルのレビューは参考程度に留めるのが良いでしょう。
3.営業担当者の対応力に問題がないか判断する
派遣会社に、派遣スタッフの相談をすると各社の営業担当者が、人材の紹介から、面談設定、勤務後のフォローまで行ってくれます。もし、紹介されたスタッフに問題行動がみられる場合は、間に入って様々な対応を行ってくれます。
営業担当者の対応力というのは属人性が高く、人によって大きく異なります。アパレル販売の世界で成果が出る販売員とクレームが多い販売員がいるように、人材派遣の世界でも人によって大きく異なるのです。
「それであれば、大手派遣会社は優秀な人材が多いのでは?」と考える方も多いかもしれません。もちろん大手派遣会社には、とびきり優秀な人材もいることでしょう。しかしながら、全員がそうであるとは必ずしも言い切れないものです。つまり、優秀な人もいれば、そうではない人もおり、その幅が大きいのが大手企業でもあります。
その点、少数精鋭で運営している中小規模の派遣会社は、営業担当者一人が及ぼす影響力が大きくなります。そのため、著しく能力が低い営業担当者が少ない傾向にあります。会社によっては、経営者と営業担当者数名で運営している場合もありますし、経営者自身が営業を兼任しているケースも少なくありません。
4.過去に行政処分を受けていないか調査する
派遣会社によっては、過去に行政処分を受けている場合もあります。派遣業界には、「労働者派遣法」と呼ばれる、派遣社員の立場を保護するための法律があり、派遣事業者はその遵守が求められます。もし、労働者派遣法を逸脱する行為を行った場合は、行政処分の対象となります。
行政処分を受けた派遣事業者は厚生労働省のサイトから見ることができますので、新たに派遣会社と契約を交わす際は、あらかじめ確認することをおすすめします。
参照:労働者派遣事業者に対する労働者派遣事業改善命令|厚生労働省
アパレル販売派遣の依頼ならイッツ・スタッフへ
今回は、アパレル販売に強い派遣会社の選び方を解説しました。世の中に派遣会社は星の数ほど存在しますし、各社で特徴や経営体制が異なるため、自社がどういった派遣会社と付き合いたいかを踏まえて慎重に検討しましょう。
当社イッツ・スタッフは、東京・銀座に本社を置くアパレル特化の派遣会社です。1983年に創業以来、アパレル業界中心に信頼と実績を築いてきました。創業から40年が経った今でも、「人 to 人」のコミュニケーションを一義に掲げ、店舗販売から百貨店販売、国内ブランド、インポートブランド、ラグジュアリーブランドに至るまで、あらゆるブランドのアパレル販売スタッフを店頭に送りだしてきました。
当社の特徴は、アパレル販売の現場で接客経験がある人材のみで構成されている点です。現場のことを熟知した専門スタッフがお客様のお店に最適な販売スタッフを紹介いたします。アパレル販売に強い派遣会社をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。